第七十二師団通信隊 無線隊長代理であった、いわき市のKさんに電話していくつか質問させていただきました。
入営は昭和17年10月1日。第二師団通信隊補 充隊に2等兵で入って、幹部候補生試験受験、合格し陸軍通信学校に学んだのち見習士官として原隊へ復帰し少尉任官。
第七十二師団が編成され、駐屯地・福島市大森小学校に移動
規模は総員150名程度と記憶するが不明瞭。軍馬は30頭程度が小学校近くの山に繋がれて飼われていた。
校舎の防空設備(高射機関銃など)は無かったと思う。防空壕も部隊規模ではなく、個人用の退避壕(タコツボ)があった程度。
装備は兵には三八式騎兵銃、3号甲無線機6台に3号軽無線機2台。被服に関しても特に劣っていなかった。普段は農家の手伝いもやっていた。
※軽無線機は「(94式)3号丙無線機」または「(94式)3号丁無線機」の私の聞き違いかと思います。
終戦時の放送は教育で陸軍通信学校にいて、そこで聴取した。
原隊に戻って終戦後の処置にあたる。兵隊さんは早く復員したようだ。軍馬は近隣の農家に買い上げてもらったが、経理の管轄なので細部はわからない。
大森小学校付近の地形を見ると、軍馬を係留していた山は「城山」と推測される。
→大森小学校
プリントスクリーンの画像の貼り付け方法、誰か教えてください<(_ _)>
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第七十二師団通信隊 無線隊付将校 (隊長代理)の証言
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