郷土部隊進軍歌 福島民報社推薦作品
兄や妹や父母の
歓呼の声に奮い立ち
さらば征くぞと故郷を
遠く離れて幾百里
来る日来る日の戦いに
刃こぼれしたる剣の先
赤い夕陽にきらきらと
進む無敵の我が部隊
高梁噛みしめ丘越えりゃ
行く手に白い綿の花
敵の弾音聞きながら
暫し憩いの仮枕
見たか誉れの日の丸を
朗らに仰ぐ徐州城
忘らりょうか真っ先に
あの日開いた突撃路
これで本望と戦友が
抱かれしままで笑い顔
傷を堪えて言うことに
一目見たいよ故郷の空
泥にまみれた軍服(ふく)を脱ぎゃ
坊やの写真が手に触る
明日も一緒に父さんと
銃を担いで進軍歌
兄や妹や父母の
歓呼の声に奮い立ち
さらば征くぞと故郷を
遠く離れて幾百里
来る日来る日の戦いに
刃こぼれしたる剣の先
赤い夕陽にきらきらと
進む無敵の我が部隊
高梁噛みしめ丘越えりゃ
行く手に白い綿の花
敵の弾音聞きながら
暫し憩いの仮枕
見たか誉れの日の丸を
朗らに仰ぐ徐州城
忘らりょうか真っ先に
あの日開いた突撃路
これで本望と戦友が
抱かれしままで笑い顔
傷を堪えて言うことに
一目見たいよ故郷の空
泥にまみれた軍服(ふく)を脱ぎゃ
坊やの写真が手に触る
明日も一緒に父さんと
銃を担いで進軍歌