時 明治四十一年
作歌 蛭田留次郎
作曲 田村虎蔵
1
地の利は人の和をさへかねて
聯隊衛戍の営なりぬ
街頭国旗翻々のうちに
雄姿堂々あたりを払ひ
六十五聯隊今こそ来たれ
人々祝へ歌えて祝へ
2
武勇世に鳴る会津の天地
古武士のをもかげ今見る如く
剣光旗影巷にひらめき
隊伍堂々あたりを払ひ
六十五聯隊今こそ来たれ
人々祝へ歌えて祝へ
3
大事のあらば軍旗の下に
一命さゝげてをくれを取らず
名に負う松のみどりも深く
一入栄えある聯隊なれや
今日しも迎ふる我等の愉快
人々祝へ歌えて祝へ
参考資料 若松九十年史
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新設聯隊歓迎唱歌 高等科または男児童用
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