時 明治四十一年
作歌 斎藤巴江
作曲 田村虎蔵
1
みどり色こき小田山の
松に朝日の影さして
日ごと栄ゆく日の本の
国の守りともののゝふは
けふこそきたれわが里に
2
根ざしもかたき鶴が城
なく田津か音のすえかけて
千代もかはらぬ大御代の
国の鎮とものゝふは
けふこそきたれわが里に
いはへうたへもろごえに
「けふこそきたれ(今日こそ来たれ)」は、「けふこそきつれ」と表記されていたが、「た」の異体字が「つ」ににているため誤読かと思われる。
参考資料 若松九十年史
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新設聯隊歓迎唱歌 尋常科または女児童用
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