四十五振武隊は屠龍キ45に因んでいる。
隊長は藤井一中尉、特攻隊志願で、後顧の憂いなき様に妻子が入水、血書の嘆願書でようやく特攻隊員に選ばれたことで有名。
彼らは原町から列車移動にて松戸飛行場で特攻仕様の屠龍を受領した。鈴木邦彦少尉は原町で世話になった方に「来てください」と三回ほど連絡してきた。これに動かされて64振武隊長の渋谷中尉に依頼、飛行場に掛け合って切符を入手、彼女達は松戸を目指して原町を発つことになる。(細部加筆修正予定。)
松戸での話。
下の写真は部下の小川彰少尉に女学生鈴子(れいこ)さん(原町の歯医者の娘)が贈ったもの。彼は戦死したが、これは身に付けず残した。愛する女性の鉢巻きを身につけて征ったのだろうか。
鈴木邦彦少尉に贈った方の証言では、その歯医者の娘さんがこの鉢巻きを書いたあと、右の小指を切ってくれ、その血で自分で書いたとの由。さすがは医者の娘、気丈であったという。
鈴木少尉には手渡したとき、腹巻きにしていくという話があったようだ。
以上、鈴木・小川少尉二人に関連する鉢巻きの話でしたが大幅に修正予定。
許可を得て、彼女の名前で展示用レプリカを製作予定。
【他者所有につき許可なく無断転載を禁ず。但し趣旨を言っていただければ調整します。】
隊長は藤井一中尉、特攻隊志願で、後顧の憂いなき様に妻子が入水、血書の嘆願書でようやく特攻隊員に選ばれたことで有名。
彼らは原町から列車移動にて松戸飛行場で特攻仕様の屠龍を受領した。鈴木邦彦少尉は原町で世話になった方に「来てください」と三回ほど連絡してきた。これに動かされて64振武隊長の渋谷中尉に依頼、飛行場に掛け合って切符を入手、彼女達は松戸を目指して原町を発つことになる。(細部加筆修正予定。)
松戸での話。
下の写真は部下の小川彰少尉に女学生鈴子(れいこ)さん(原町の歯医者の娘)が贈ったもの。彼は戦死したが、これは身に付けず残した。愛する女性の鉢巻きを身につけて征ったのだろうか。
鈴木邦彦少尉に贈った方の証言では、その歯医者の娘さんがこの鉢巻きを書いたあと、右の小指を切ってくれ、その血で自分で書いたとの由。さすがは医者の娘、気丈であったという。
鈴木少尉には手渡したとき、腹巻きにしていくという話があったようだ。
以上、鈴木・小川少尉二人に関連する鉢巻きの話でしたが大幅に修正予定。
許可を得て、彼女の名前で展示用レプリカを製作予定。
【他者所有につき許可なく無断転載を禁ず。但し趣旨を言っていただければ調整します。】