彼の遺筆は奈良の空自さんに、そのコピーは板津忠正氏が知覧に寄贈された。コピーは私の手元にもあるが、利用の権利的にどうすれば良いか分からないので、詳しい方がいたら教えて頂きたいと思う。
今回はご遺族に念を押して、利用は私の裁量に任せて頂けることになったので掲載させて頂く次第。
現役兵として輜重兵連隊に入営
幼少の頃の写真、どれだか見つけられましたか?
弟さんは、戦後すぐに精造さんの遺品を整理にかかったという。妹さんは大事に守ってきたのだ。
年代いろいろ。
幹部候補生になったのが運命の分かれ道。
頭山満の本等を読んでいた意識の高い青年。
弟さんは割とエロチックな小説を好み、妹さんも勝手に読んで親しんでいた!(妹さん談)
奈良の空自さんに寄贈した経緯
突然、自衛隊の人が訪ねてきて、寄贈を依頼された。
巽さんのお母さんは夜な夜な隠れて遺書を読み泣く日々が続いていたため、ボロボロになる前に、と寄託を決心。後年寄贈を依頼され、切り替えることにしたという。
空自さんはお金があるから、設備もバッチリで良い環境で展示されているとのこと。
寄贈品の中には写真が一枚あるとのこと。(寄贈目録も手元にあります)日記から剥がされた写真があり、裏の文面まで破れているので、もしその写真であれば複写を申請したい。どちらにせよ確認が必要だ。
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國華隊 第三小隊長 巽精造少尉ご遺品
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