第63、第64振武隊の尾翼マークについて。
原町飛行場に所在した特攻2隊は、それぞれが相馬市内の学校の生徒の手により描かれている。
右が第63振武隊 相馬商業高等学校
左が第64振武隊 相馬高等女学校
この写真は掩体壕に格納された状態 対空偽装の竹?の骨組が見える。
万世での出撃風景。2センチ角ほどの写真のうち、飛行機の姿は1センチにも満たないが、よくその姿を残してくれていたと感動した。
万世での「特攻残員」を撮影した写真から。序列上、陸軍士官学校56期出身の久木田中尉(大尉)が集成飛行隊のような集団の長となっていた。残員は万世の飛龍荘と知覧を往来し出撃に備えたという。
桜の枠は海外の模型メーカーでの考証は黄色であるが、赤と白のペンキを入手、という証言および本写真の様に白色のコントラストから混色した桃色ではないかと考察する。詳細な取材に基づいていないので断定は避けたいが、なにかしら1色は用意したものと思う。
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