$ 0 0 陸軍航空被服「試製航空浮衣」(救命胴衣・ライフジャケット・別名カポックとも)のポケットに収容する日の丸。制式名称を「標識旗」という。米国からの里帰り品で、布部分は羽二重で縁にはカポックが縫い込まれており水に浮く。竿は竹製漆塗り。自活用として釣り竿にも使えるようにしたものだと思うが、洋上に不時着した際に自己の位置を示すもの、友軍に対して味方であることを示すものとして採用されたと考えられる。特攻機の見送りの写真や、特攻隊員の遺筆が書かれたものも存在する。