人の生き死にに、綺麗ごとなどない。美談は後から作られ、それが真実の扱いを受け始める。
藤井一中尉の話である。
https://www.youtube.com/watch?v=-59aRs0VqL0&feature=youtube_gdata_player
夫婦の純愛物語に勝手に解釈していているのが一般的であるが、何だか戦時中の新聞のような臭いが鼻についてならない。二人の子供があるのにも関わらず特攻志願を止めない夫を、婦人は強く非難していたと聞く。(普通の家庭なら当然じゃないですか?)妻は夫の特攻志願に神経をすり減らし、夫の職場に近い荒川に身を投げたという。
私の聞いた話にいきなり噛みついてきた人がいる。「その時代の人たち、家族というものはあなたの考えているほど弱いかぞくではありません」と言う。そして「わたしたちが語り継ぐべき物語」だそうである。物語ねぇ。「特攻の町知覧」著者、佐藤早苗や、マスコミの作った物語に諸手をあげて感動していればよい。都合の良い解釈で勝手に満足する姿は恥ずかしいものがある。公表するか否かは別として常に事実を追求すべきではないだろうか。
私のブログも、間違いがあったら修正したいし、疑問点がある方とは話し合いたいと思っている。
【追記】以下のリンクは少し前のものになるが冷静に書いています。ほんの少しの書き方で、大分意味が変わってきます。大体の方は、奥さんの気持ちを無視しています。そういえば特幹 坂恒夫候補生の骨箱を持った人って中田少尉なんでないかな??調べ足りないのでまた今度にしましょう。藤井中尉の右のイイ男が「目玉」とアダ名された鈴木邦彦少尉。小川、鈴木、中田少尉は原町で訓練を受けた同期生。みんな若い隊長を死なすのが嫌で、隊長を乗せたがったと言います。映画「TOKKO-特攻-」 に関連して コバチャンのブログ
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45振武隊 藤井一中尉のこと
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